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【上段】
田道(たみち)が妻(つま)
仁徳帝(にんとくてい)の時ゑぞが島
謀反(むほん)す追討将軍(ついとうしやうぐん)田道
石の湊(みなと)に戦(たゝか)ひ死(し)す
良等(らうどう)【郎等】馬(むま)の手綱(たづな)を持帰
りて討死(うちじに)のやうを告(つ)
ぐ田道がつま其(その)手綱
にてくびれ死(しゝ)たり其
後 夫婦(ふうふ)か霊魂(れいこん)大蛇(だいしや)
となりてゑぞのゑび
すをそこなふ
【下段】
貞信公(ていじんこう)
小倉山(をぐらやま)
みねの
もみぢ
葉(ば)
心(こゝろ)あらば
今(いま)一(ひと)たびの
御幸(みゆき)またなん