Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - ページ 34

ページ: 34

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【上段】  鎌田妻(かまたがつま) 鎌田兵衛(かまたひやうゑ)か妻(つま)長田庄司(おさだしやうじ) か女(むすめ)也 父(ちゝ)長田 主人(しゆじん)たる 義朝(よしとも)をはかつて浴室(ゆどの)に おいてさし殺(ころ)し聟(むこ)鎌田 を討取(うちとり)たるよし鎌田か妻 きゝてかゝる不忠(ふちう)不 道(どう)の父(ちゝ) と同(おな)じからんやとて幼子(おさなご) をうばにだくして自殺(じさつ)して 失(うせ)ぬ頼朝 世(よ)に出給ひて 長田を討取(うちとり)鎌田か子孫(しそん)を求(もとめ) 玉ひしに女子(によし)なりけれは父母 の忠節(ちうせつ)の恩(おん)厚(あつ)く報(ほう)し玉ひし也 【下段】  源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん) 山(やま)ざとは    冬(ふゆ)そ さびし   さ まさり   ける 人(ひと)めも草(くさ)も かれぬとおもへば