Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 328 - ページ 40

ページ: 40

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【上段】  和泉(いづみの)三郎が妻 和泉三郎 妻(つま)は佐藤庄(さとうせう) 司(じ)が女(むすめ)也 家衡(いへひら)義経(よしつね)を 討(う)たんとはかりけるに上 分一人 組(くみ)せず我舘(わがやかた)に 立籠(たちこも)り已(すで)に落城(らくじやう)の日 つま二人の子(こ)をさし 殺(ころ)し夫婦(ふうふ)表(おもて)にうつて 出(い)て四 角(かく)八 面(めん)に切立(きりたて) 城(しろ)に火(ひ)をかけついに 自害(じかい)してうせぬ 【下段】  藤原興風(ふちはらのおきかぜ) 誰(たれ)をかも  しる  人(ひと)に せむ 高砂(たかさこ)の 松(まつ)も  むかしの友(とも)ならなくに