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【上段】
の円(まどか)なる姿(すがた)になをるとの御製(きよせい)
になん又三十七代の聖主(せいしゆ)孝徳(かうとく)
天皇(てんわう)三年十月朔日に御幸(みゆき)
まし〳〵武庫(むこ)のあんきうに入
玉ふ四十五代 聖武(せいむ)天皇の御宇(ぎやう)
神亀(しんき)元年甲子の年 行基(ぎやうぎ)
菩薩(ぼさつ)津の国 崑崙(こや)の里
崑崙山金養寺(こんろんさんきんやうし)に住(ぢう)し
玉ふ爰(こゝ)に一人の病夫(びやうふ)来(きた)り
て里近(さとちか)き道(みち)のかたはらに
臥(ふ)す行基(きやうぎ)ほさつ食(しよく)を
施(ほどこ)し隣(あわれ)【「憐」の誤】み給ひしに病夫(ひやうふ)
魚肉(ぎよにく)を食(しよく)せん事を望(のそ)む
【下段】
清原元輔(きよはらのもとすけ)
契(ちぎり)きな
かたみに
袖(そで)を
しぼり
つゝ
すゑのまつ山
なみ
こさじとは