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【上段】
〇きこ日 出行わたまし
けんぶく【元服】祝言入部(しうけんにうぶ)【注】其外よろ
ず大吉日なり
〇けこ日 きうはりにいむ日也
惣じて物の血をいたすもの
ころす事なかれ
〇かん日 きうはりにいむ也
身のあかをおとす事あしく
いしやうのたぐひもあらわぬ也
〇十し 大あく日万 ̄ニ わろし
〇 冬至(とうじ)とは湯気地の下にはじめて
きたる日也此日迄にて日りん
南へ行あたり給ひ北へ行と云々
事によりていむなり
〇 天火(てんくは)日
【注 入部=国司や領主などがはじめて任国や領地にはいること】
【下段】
法性寺入道前関白大政大臣(ほうしやうじにうだうさきのくはんばくだいじやうだいじん)
わだのはら
こき出(いで)て
みれば
久(ひさ)
かた
の
くもゐに
まがふ
おきつ
しら浪(なみ)