翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

九替十年色地獄 : 3巻 - 翻刻

九替十年色地獄 : 3巻 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

ちくしやう とうの【畜生道の】 くるしみは ふりそで しんそうの みのうへに ありさし きではきやく【座敷では客】 にみへとこの【に見え床の】 内へはいつて みると馬の やうなきやく たび〳〵 ある事也 これらにも しんほう して あはねはならず そのくるしみ ふでにのへかたし【筆に述べ難し】 「又ことはら れるか 馬〳〵 しひ 「あのきやく人□きりは あるのだしんぼう し な せへ 「ばからしひ ざしき では 人のやうだが とこの内ては 馬だものを とうして あわれるものか またいけづなひしんそうなぞは やりてがもらつたぶらへ【?】小がたな はりをたてゝせめる づるひきの女郎を かしやくするゆへ これをづるきの 山といふ【づる引きと剣(つるぎ)がかかる】 「あんまりだ かう せずは きく まひ 「これから ともべやへ にけこまふ 「まちなんし ながしへ ゆびのわを おとしんした とつてきて から せめら れん しやうと しんぞう へいき なり