← 前のページ
ページ 144 / 149
次のページ →
翻刻
おや金太夫をむね木悪五郎といふものに打れて敵打の願ひを出し主君かた井殿ゟ
不動国行の刀と金百両をいたゞき夫婦づれにて敵打に出かけた所が敵を打事いやになりし
事又敵悪五郎はたんな寺にかくまいもらひ居るうち和尚かいけんに一念ほつきしてどふそ
かたきを打れやらんときをもむ事★又大詰に金太夫出て汝らかのらくら武士をなを 【★のあたりに以下を挿入か】かたき打の帰
さんため主君と申合せしはかり事也といふ事面白きしゆかう也鬼武かひきやう
なむすこの敵打にけん術の先生か助太刀して打せしが後に恩を仇にしてその先生■毒がいして
その弟子とのにおのれか打れると同じ?の妙作といふへし【卑怯な息子の敵討ちはコマ141にある「題しれず」】
《割書:小口ガキ| 》かたき打 《割書:外題不知|年号同》 三 《割書:一九作|菊麿画》【讐敵夜居鷹】
柴原家の臣尾形東馬と云武へん者【武辺者】を同家中左久間源十郎と云ふ武人
うつて立のきしをその子妹と源十郎敵打に出し?と三郎【とう三郎?】もうもくとなり妹おつと清すけと
いふもの助太刀してかたきを打事をしるす
《割書:赤本鱗形や板| 》姥が池ゑづくし 二 画名なし 画風古し【淺草姥か池一家】
浅草川にてはまなりたけなりともなり観音を網にて引きあくるをはしめとす一つやのうばの
娘の名をかつら姫と云観音ちごとげんじ「日をくれて云々のうたを笛にふき給ふ事
をのす観音□少年とげんじ一つやにとまり娘れんぼしてちきりをこめ少年の身がはり
に死すうばいかりて少年をおひかけて大蛇となり成仏して不動とげんじ
むすめは弁天とげんす□□□□て此頃の赤本黒本黄ひやうしにくらふれは大
也竪六寸横四寸三分
也■の外題
竪 四寸七ト分
横 二寸五ト分
【図中】
丁巳新䥴稗説 《割書:馬琴子|述作》
大黒楹(だいこくはしら)黄金(こかねの)
柱礎(いしすべ)下 《割書:通油丁|鶴屋版》