翻刻
深(ふか)さ七八/寸(すん)位(くらゐ)に溝(みぞ)をほり
中(なか)へ籾(もみ)のひきぬか
をつめる上(うへ)にむしろ
をしきえだを立(たて)る
尤(もつとも)土(ど)までさしこむ
べし
日(ひ)にいちどづゝ水(みづ)を
たくさんにたゝえ入(いれ)る
横(よこ)
壱
尺(しやく)
深(ふか)さ
七/寸(すん)
位(くらゐ)ほ
るべし
籾(もみ)の挽(ひき)ぬかを入水をたゝえ入上に筵(むしろ)を敷(しく)べし
夫(それ)より枝(ゑだ)を立(たて)虫(むし)をつけべし地気(ちき)有(ある)ゆへに飼葉(ゑは)
長くたもちてよし枝/立替(たてかへ)の節(せつ)は別(へつ)の所(ところ)に
筵(むしろ)を敷(しき)引(ひき)ぬき置(をき)新(しん)枝/立替(たてかへ)るなり手入右に
おなじ
○入梅(にうばい)の節(せつ)ゆへ枝葉(ゑだは)よく手持(たもち)又/地気(ちき)ある
ゆへに猶上の葭(よし)ずを払(はらふ)べし
野(の)山にて飼(かい)立る傳
○前年(まへどし)より心掛(こゝろかけ)下草(したくさ)又は飼葉(ゑは)にならざる木(き)高(たか)
き木をは高枝を伐(き)り高さ八尺/位(くらい)より壱丈位四寸
へは何ほどにてもよし下に少々の台(だい)を置(をき)虫(むし)の