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コレクション: 養蚕の書

山繭養法秘傳抄 - 翻刻

山繭養法秘傳抄 - ページ 18

ページ: 18

翻刻

付(つき)居(を)る枝へ自由(じゆう)に手(て)の行(ゆく)やうにこゝろ(こゝろ)がけ木作(きつく)り すべし又 大木(たいぼく)を伐(きり)たる跡(あと)へ出(いで)たる若木(わかき)数(かず)多(おほ)く出て よし ○蟻(あり)を去(さ)るにはところてんの葉をにとかし 木の元(もと)にかけ置(をく)べしありうせるなり ○ほら貝(かい)ふく時(とき)は至(いたつ)て嫌(きろ)ふなり又 太鼓(たいこ)鐘(かね)何(なに)にてもなり物をきろふ ○麝香(しやかう)のきを大に嫌(きろ)ふゆへにほひ袋(ふくろ)すべて 虫(むし)くすりを悉(こと〳〵)く忌(いむ)なり山まゆを家近(いえちか)くにて 飼(かう)ときは魚るいを焼(やく)けむりのあたらぬやうに心付べし ○外(そと)へ出し三日四日のうち諸(もろ〳〵)の蜂(はち)をこゝろつけ 【左帖、図中】 白き糸(いと)をはり てよし又 白(しら) 紙(かみ)のひら〳〵 つけて よし 四方十文字(しほうしうもんじ)に ふる網(あみ)をはりてよし木の たけより上へ はるべし 下はあき てもよし