翻刻!草双紙の世界
コレクション: NDL鳥居清長
絵本物見岡 - 翻刻
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翻刻
春(はる)の頃 うらゝ なる日 汐干(しほひ)とて なまめ ける女 若(わか)とのはら うちましり われ おとらしと 貝(かい)を 拾ふさまも おかし 海原(うなはら)は 八十限(やそくま)の 霞(かすみ)をへだて 房総(ほうそう)の 両州をなゝめに 真帆片帆(まほかたほ)の いて入る舟に 目をよろこはしめ 殊(こと)に文(ふみ)月廿六日夜は 万客群集(まんきやくくんじゆ)して 昼夜を わかたす まことに 喜見城(きけんぜう) とも いうへし
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