翻刻
【右頁】
かく申て七日さんろうし給ひける
ころはしも月の廿日あまりの事
なれはあらしのをとたかく松風
はけしくこうようにはにちりし
きてをらぬにしきとうたかはれ
しも夜のつるのもろこゑはわかみ
のうへとなきあかし物をおもはぬ
人なりともあはれなるへきにおりふし
みやこのうちかみさひて心すむ事
かきりなしさりともみやうしんは
すてたまはし物をとふかくたのみ
をかけたてまつりてこほりをくた
きてこりをかきひねもすに
【左頁】
三千三百三十三とのらいはい
を申て五たいをちにつけて
一しんにまことをいたしておもふ
人あんをんにていま一とあひみ
せ給へときせいしてさま〳〵の【下に赤印中にBnF MSS】
りうくはんをそたてられける