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を文に鋳(い)つけたりけるを見て壱人の唐人/捨身惜(しやしんしや)【左ルビ「ステヽミヲ」】
花思(くはし)といひけるを今壱人聞てうちうなづきて打(た)【左ルビ「ウテトモ」】
不立有鳥(ふりううてう)といひけりきく人その心をしらずある人
のとかにあんじつらねければ連歌にて侍りけり身を
すてゝ花をおしとや思ふらんうてともたゝぬ鳥もあ
りけりかくおもひえてげりわりなくそ思ひつらねけり
【154】天永元年/斎宮(さいくうの)奉行有けるに八条太政大臣権ノ右大
弁にてくだられけるがかへりのほるとて斎宮に参
て日来つかうまつりつる御名残などもし運(うん)侍らば
公卿勅使にて又参る事も侍なんど申てのぼり給
【柱】古今巻五 〇九