翻刻
【右丁】
一種
黄色(わうしよく)にして緑(みとり)
の斑(またら)あるもの
【左丁】
黄大豆(わうたいつ) しろまめ
ゆてまめ
九月 豆(つ)《割書:漳州|府志》
雁来枯(かんらいこ)《割書:揚州|府志》
杪社黄(へうしやわう)《割書:同|上》
冬黄(とうわう)《割書:天工|開物》
梅豆(はいつ)《割書:月令|通攷》
春豆(しゆんつ)《割書:泉州|府志》
半夏黄(はんけわう)《割書:揚州|府志》
五月 黄(わう)《割書:天工|開物》
六月 爆(はく)《割書:同|上》
俗(そく)にしろまめといへとも黄(わう)
色を帯(を)へり時珍(しちん)黄(わう)といふ是(これ)
なり夏秋の二収(にしう)あり夏(なつ)収(おさむ)る
物(もの)をなつまめとうふまめと云
粒(つふ)小にして下品なり豆腐(とうふ)を製(せい)
す秋月(あき)に至(いたつ)て収(おさむ)る物をあき
まめみそまめと云 粒(つふ)大にして
上品也 味醤(みしやう)を製(せい)す
【八行四字目「し」は書き直した跡有】