翻刻
【右丁】
一種 《割書:へりとりさゝけ》 一種 《割書:めかねさゝげ》
一種 《割書:いんげんまめ》廿二 一種 《割書:青実》
一種 《割書:黄実》 一種 《割書:紅実》
一種 《割書:白実》 一種 《割書:黒実》
一種 《割書:ごもんまめ》 廿三 藊豆(へんつ)
一種 《割書:ふじまめ》 一種 《割書:しろふじまめ》
刀豆(とうつ) 《割書:なたまめ》 一種 《割書:しろなたまめ》
一種 《割書:はまなたまめ》廿七 黎豆(れいつ) 《割書:をしやらくまめ》廿八
【左丁】
本草図譜巻之四十三
東都 岩崎常正著
菽豆類
大豆(たいつ) まめ くろまめ
俗(そく)に大豆(たいつ)と呼(よ)ふものは黄大豆(わうたいつ)《割書:みそ|まめ》なり医薬(いやく)の書(しよ)に載(のす)る所(ところ)の物(もの)
は黒大豆(こくたいつ)《割書:くろ|まめ》なり薬用(やくやう)には南部(なんふ)より出(いつ)るしんくろと呼(よ)ふ物(もの)を良(よし)
とす粒(つふ)小にして正円(まんまる)黒色(くろいろ)なり宗奭(そうせき)時珍(しちん)偕(とも)に黒(くろ)といへり蘇頌(そせう)
《振り仮名:入_二薬用_一|やくやうにいるには》黒者(くろきもの)緊小者(きんせうなるもの)《振り仮名:為_レ雄|ゆうとなす》《振り仮名:用_レ之|これをもちゆ》尤佳(もつともよし)といふ是(これ)なり養生(いようせう)
に毎晨(まいあさ)水(みつ)にて呑(のむ)に此豆(このまめ)宜(よろ)し