翻刻
【右丁】
そも我国と申はそくさんへん
と【粟散辺土】にてちいさしと申せともつた
はれる三のたから是あり一には
しんし【神璽】とて大ろくてんのまわう【第六天の魔王】
のをしてのはんこれあり二ツには
ないし所とてあまてる神の御
かゞみ也三ツには釼ほうけんとて
出雲の国ひかみの山の大しやの
尾よりも取しれい釼也是みな
天下の重宝にて代々の御代に
いこくよりきうい【九夷】おこつてあさ
むけ共神国たるによりつく
はう【つくばう】国となす事もなし今も
【左丁】
あまてるおほんかみのいすゝ川の
末つきすいせへほうへい【奉幣】奉り
ないし所の御たくせんによりつゝ
討手をつかはすへしと諸社の
ほうへいりんし【綸旨】の御神楽参ら
せ給ひけり其中に取てもない
し所の御たくせんはかたしけなう
そ聞えける七ツにならせ給ひ
し乙女か袖にたくしてすゝふり
立てしんたくあり た(む歟)くりか向
日よりして天か下のかんたちたか
まかはらにしゆゑ【集会】していくさ評
定とり〳〵なりしかりとは申せ