翻刻!地震・災害史料

コレクション: 国文研地震

地震津波/末代噺の種 - 翻刻

地震津波/末代噺の種 - ページ 2

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《題:地震《割書:幷|》津浪之/説(わけ)》 地震(ぢしん)                    西南海       日本六十余州     東               西       /其余(そのよ)外国(ぐわいこく)【國】異国(いこく)【國】     国【國】             国【國】       皆此上に有と云 之図(づ)【圖】                  北氷海 夫(それ) 地震(ぢしん)といふは其 象(かた)ち別に地底(ちてい)にあるにあらず陽気(やうき)【氣】 陰(いん)の下に伏(ふく)して陰気に迫(せま)り昇(のぼ)ること能(あた)はず陽気 渋滞(とゞこふり)て 歳月を経(ふ)るに随(したが)ひ地裂(ちさけ)て陽気天に発【發】せんとして振動(しんどう)する なり又 津浪(つなみ)といふて別に地中より水を発(はつ)【發】するの謂(いひ)にあらず 天地の間(あいだ)陽陰につゝまれて動発(どうはつ)【發】する事 大底(たいてい)地震に等(ひと)し故(ゆへ)に 地震(ぢしん)に依(よつ)て起(をこ)り或は大風雨に就(つい)て起(をこ)る其発【發】する所一ならざるを以(もつて)知(しる)べし