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《題:地震《割書:幷|》津浪之/説(わけ)》
地震(ぢしん) 西南海
日本六十余州
東 西
/其余(そのよ)外国(ぐわいこく)【國】異国(いこく)【國】
国【國】 国【國】
皆此上に有と云
之図(づ)【圖】 北氷海
夫(それ) 地震(ぢしん)といふは其 象(かた)ち別に地底(ちてい)にあるにあらず陽気(やうき)【氣】
陰(いん)の下に伏(ふく)して陰気に迫(せま)り昇(のぼ)ること能(あた)はず陽気 渋滞(とゞこふり)て
歳月を経(ふ)るに随(したが)ひ地裂(ちさけ)て陽気天に発【發】せんとして振動(しんどう)する
なり又 津浪(つなみ)といふて別に地中より水を発(はつ)【發】するの謂(いひ)にあらず
天地の間(あいだ)陽陰につゝまれて動発(どうはつ)【發】する事 大底(たいてい)地震に等(ひと)し故(ゆへ)に
地震(ぢしん)に依(よつ)て起(をこ)り或は大風雨に就(つい)て起(をこ)る其発【發】する所一ならざるを以(もつて)知(しる)べし