翻刻!いきもの図鑑

コレクション: コレクション1(くずし字)

畫本野山草. [1] - 翻刻

畫本野山草. [1] - ページ 15

ページ: 15

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【右丁】 [午時花(こしくは)《割書:花六七月|一名金銭花|又子午花》] 葉のかたちずた草に似たれどものこぎり小(ちいさ)く はにこはみあり花のかたちぼけの花に似てさきと がりよこ花 開(ひらく)赤(あか)ぼけに似て色又 濃紅(こいべに)にして見事也花かゝへ さき至極(しごく)いかりつよくうちにあかきざい五つたち中心(まんなか)に蕊(しべ) 一つ立(たつ)しべともにあかし葩(はなびら)の底(そこ)にもゝいろあり其 次(つぎ)に少(すこ)し 紫有 此(この)しべ総(そう)あかし台(うてな)長春(ちやうしゆん)に似(に)て又たねのふくらなし つぼみたねに似てたね又つぼみに似たり長(たけ)一二尺はかり也 【縦罫線】 [錦帯花(きんたいくは) 《割書:一名》夕錦草(ゆふにしき)] 葉 番椒(とうがらし)【注】に似たり葉に大小有はなは山さくらに似た り又花の茎(くき)長(なが)くしてはかか下に台(うてな)あり花のいろ 黄あり又紅有 半黄(はんき)半紅(はんあか)ありとびいりあり一本のうちに いろ〳〵有また黄ばかりべにばかりあり葉むかひあひ出て えだも両方へはびこるはな七八月にさくなり 【縦罫線】 [鹿子百合(かのこゆり)《割書:六七月| 花有》]葉ほとゝぎす草に似たり花白にして紅 のくまあり又紅むらさきのほしかのこあり葩(はなびら)六 枚(まい)花大さ鬼(をに) 百合(ゆり)のごとく茎(くき)同し高(たか)さ四五尺ばかりなり 【左丁】 [せんのうけ 剪秋羅(せんしうら)] 花葉ともがんひに似色本紅有白ありうす紅あり紫有 むらさきしぼり有とびいり有高さ二尺斗六七月花さく 【縦罫線】 剪春羅(せんしゆんら)花(はな)有(あり)_二 五種(ごしゆ)_一春夏秋冬(しゆんかしうとう)各(をの〳〵)以(もつて)_レ時(ときを)名(なづく)春夏(しゆんかの) 二羅(じら)色(いろ)黄紅(きくれなゐにして)不(ず)_レ佳(かなら)独(ひとり)秋冬(しうとうのものは)紅深(こうふかく)色(いろ)美(びなり)亦(また)在(あり)_二春(しゆん) 時(じ)分(わかつ)_一_レ種(たねを)又(また)一種(いつしゆ)色(いろ)金黄(きんくはう)美(び)甚(はなはだし)名(なづく)_二金剪羅(きんせんらと)_一 【縦罫線】 [のこぎり草 《割書:一名がんぎ草|又もしほ草 又|はころもといふ》] 一 本(もと)に二三十 茎(けう)生(をひ)たつ高(たか)さ二尺ばかり葉せまく 長(ながふ)してふちに雁歯(がんぎ)有 夏秋(なつあき)の間(あいだ)はなをひらく細小(さいせう) の菊花に似(に)たりいろ紅白二いろあり紅花を上品(じやうひん)とすはな五 月にありまた九月 末(すえ)にあるは紅(べに)むらさき色なり 【縦罫線】 此(これ)本草図経等(ほんさうづきやうとうに)其生(そのせい)如(ごとし)_レ蒿(よもきの)作(なす)_レ叢(くさむらを)高(たかさ)五六尺(ごろくしやく)一本(いつほん)一 二十茎(にじうけう)秋後(しうご)有(あり)_レ花(はな)出(いづ)_二於 枝端(したんより)_一紅紫色(こうししよく)形(かたち)如(ごとし)_二菊形(きくのかたちの)_一能(よく) 合(がつす)_レ之(これに)○史記(しき)亀策伝言(きさくでんにいふこと)蓍状(めどのかたちを)極(きはめて)怪(あやし)妄(みだりに)悉(こと〳〵く)不(ず)_レ可(へから)_レ信(しんす)惟(たゞ) 神(しんにすか[るヵ])【レ点脱ヵ】之(これを)爾(のみ)○詩経(しきやうに)浸(ひたす)_二彼苞蓍(かのはうきを)_一《割書:葛風下(かつふうか)|泉章(せんのしやう)》朱註(しゆちうに)著(めとは)筮草(ふさう)也(なり) 【注 「番」は「蕃」ヵ】 【[ ]内の文字は枠で囲まれている。続きの文章はその枠の下から始まる。ただし、三~四行目は二行目の下に書かれている。】 【十四行十字目~「はかか」は「はるか」ヵ。BnF. Département des manuscrits. Japonais 302 コマ24(Gallicaの日本資料を翻刻!-コレクション1)では「はるか」。】 【四十行目文末「一」はルビ脱ヵ】 【四十三行一字目「神」のルビ「しんにすか」は、BnF. Département des manuscrits. Japonais 302(右三番目の注と同)では「しんにする」】