翻刻
【右丁】
[車軸草(しやぢくさう)
半辺蓮(はんへんれん)]
葉 矢筈(やはづ)のごとくうす紅(べに)のはなだん〳〵さく蔓(つる)と同く
ひろがりて立のびず又あみだかさともいふ五六月花さく
【縦罫線】
[をだまき草《割書:三四月| 花有》]花のいろ柿紅(かきべに)花のうち黄にしてそと
黄のうつりありかたちいとまきのごとし葉はとんぼう草
に似て大葉(をゝは)なり茎(くき)むらさきいろはなの四方つのなきを
八重のをだまきといふまた放下僧(はうかざう)ともいふ
【縦罫線】
[紅黄草(こうわうさう)
漢名 藤菊]
葉 蜀椒(さんせう)のはのごとく花のうちこい柿紅そと黄はなび
ら五 弁(まい)花のふちにそとの黄色少しまはり又千重有
【縦罫線】
[かうらい菊
一名 春菊(しゆんきく)
蒿菜花(かうさいくは)]
花のかたちはま菊に似たり色黄にして葩(はなびら)さきよ
り白し葉のかたちまつむし草に似たりいろあ
さく又花の色 総(さう)黄なるもありまた総白も有
じくたちのびはなさくたかさ一二尺ばかり葉ふゆより
あり葉さきしなやかなるものなり葉しけくつ
くはなすくなく又をらんだきくともいふ
【左丁】
時計蘭(とけいらん)
沢桔梗(さはききやう)
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