翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

江戸大芝居新役者附 - 翻刻

江戸大芝居新役者附 - ページ 30

ページ: 30

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此役者附は五代目団十郎蝦蔵と改名倅 海老蔵六代目 団十郎(十四才)と改名せしときのもの也  ○ゑび蔵口上に祖父親は海老蔵の文字を付  ましたが私がえびは天鰕(ざこ えび)で厶【ござ】り升 祖父柏莚私は 白い猿と書て白猿と申升此心は名人上手には毛 が三筋足らぬと申義で厶り□【升?】と口上評判有 ける故口上にて入のあるは【分?】恥のうちと四日限にてやめし となり 改名の発句 〽毛が三すち 上手に足らず蓑寒し   此句を聞て 〽卑下してもしらさるものゝあるべきや   足らぬ  三すぢは三升にて足る            吉川 露翰   又ざこえびとの口上をきいて 〽鰕の卑下ざこと思ども評判は   げに大鵬の羽根もしばらく          立川 焉馬        寛政三