翻刻
【手書き】
自安永七年六月於両国広小路興行鬼娘の見世物を
戯作せしものなり
鬼娘伝序
鬼(き)-者(は) 陰(いん)-也(なり) 気(き)-也(なり)。雖(さだまる)_レ無(かたち) ̄ン_二 定(なし)-容(といへとも)_一。
鈴(すゞ)-鹿(か)-山(やまの) ̄ノ鬼(をには) ̄ハ雨(あめ)-雹(あられと) 降(ふりける) ̄カシ箭(やに) ̄ニ。従(つふ) ̄リ_レ為(ぬれに) ̄ノ_二
于(なり)潰(し)-濡(より) ̄ニ_一。曰(をにわ) ̄フ_二鬼(こに) ̄ノ身(あめ) ̄ニ雨(だといふ) ̄ダト_一詞(ことば) 起(おこれり) ̄リ也
《割書:後(こう)-世(せい) 鬼(おにの) ̄ノ目(めに) ̄ニ|曰(なみだ) ̄フハ涙(といふは) ̄ト誤(あやまり) ̄リ也(なり)》茨(いばら)-木(き) 童(どう)-子(じ) ̄ハ被(かけつ)_レ斬(この)_二
請(うでを)-尤(しって) ̄ノ之(やられ) 腕 ̄ヲ_一。従(くもに) ̄リ_レ隠(かくれ) ̄シ_二于(し) 雲(より) ̄ニ_一。鬼(き) ̄ガ不(が)