翻刻
【右丁】
ほんのりと
いもがはだんの
雪間より
かほりゆかしき
おすら紅梅
【下句読みは?】
【左丁】
/巫山(ふさん)の/神女夢(しんによゆめ)に/来(きた)つて/㐮王(ぜうわう)の/蕩郎(じんばり)に
/犯(おか)させ、/粂(くめ)の/仙人古郷(せんにんこきやう)に/飛行(ひぎやう)して/物洗(ものあら)ふ/女(め)
の/脛(はぎ)の/白(しろ)きを/見(み)て/通(つう)をうしなふ。/実(げ)に/朝(あした)には/雲(くも)と
なり/暮(ゆふべ)には/雨(あめ)となる/朝々暮々(てう〳〵ぼ〴〵)にまよへるは、
/生(しやう)あるもゝのならひにて/神仙(しんせん)すら/猶斯(なほかく)の/如(ごと)し
まして/況(いはん)や/人輪(じんりん)に、おいてをやした/一物(いちもつ)を
/気(き)ざした/開(ぼゝ)を/見(み)るからは/夫(それ)といはねど/心(こゝろ)には、