Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション5

BnF. Département des Manuscrits. Smith-Lesouëf Japonais 96 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Smith-Lesouëf Japonais 96 - ページ 21

ページ: 21

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【左丁】 みや仰けるはいかに〳〵かた時もたち さるへくもおほえす千世を百ゝよと もかさねたくおもひ候へとの給へはひ めきみも心ならすちからなしひよくれ むり【比翼連理】の御契あさからすやう〳〵しのゝ めもあけとりのこゑもきこえぬれは あけかたき夜半のしけきにをきわか れ【起き別れ=共寝した男女が朝別れる】御なをしひきつくろい袖のうへつ ゆけきありさまなりくれなはとく とちきり給ひてあかぬわかれ【飽かぬ別れ=なごりつきない別れ】のうつり 【左丁】 か【移り香】御身にそひてかへらせ給ひくるゝを おそしとをほしめしけり無神月 のころにやいとくらしかたくやう〳〵 まちくらし給ひてまたときわはかり 御ともにて入せ給ひぬ秋の夜なかし と申せともあふ人からにはあくるも ほとなし今は一夜のへたてもなく あさからすかよひ給へはしのふとは おほしけれとも姫君のまゝはゝはり まの三位きゝつけてよはあかつきに