翻刻
【右丁】
一種
菊葉(きくやう)の
かこさう
野州(やしう)日光(につくはう)山に産(さん)す葉(は)は
馬蘭(はらん)《割書:こん|きく》に似て鋸歯(かゝり)あり
二三月花を開(ひら)く
【左丁】
一種
つるかこさう きくからくさ《割書:伊|勢》
あふきかづら《割書:尾|州》 つるうつぼ
葉(は)はじんどうさうに似(に)て
小く高(たか)さ二三寸 花(はな)淡紫(うすむらさき)
色(いろ)後(のち)蔓(つる)をなし土上に引(いん)
延(ゑん)して処々(しよ〳〵)に根(ね)を生(せう)す
【版心の中央】
つるかこさう