Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション2

. Japonais 648 - 翻刻

. Japonais 648 - ページ 41

ページ: 41

翻刻

浜(はま)の城には竹中半兵衛 重治(しげはる)浅野(あさの)弥兵衛両人に守(まも)らせ猶(なを)佐和(さわ)山 には浅井の剛将(がうしやう)磯野(いその)丹波守(たんばのかみ)居(きよ)城すれば押(をさ)への勢なくては心元(こゝろもと)なしと て百々屋敷(とゞやしき)といふ所に城(しろ)を構(かま)へ丹羽(には)五郎左衛門を籠(こも)らせ置(をき)万(よろづ) の手 当(あて)済(とゝの)ひければ六月廿九日 江州(ごうしう)を立て美濃(みの)の岐阜(ぎふ)へぞ帰城(きじやう) せられける    浅井 朝倉攻(あさくらうさ)_二宇佐山城(やまのしろをせむ)_一 爰(こゝ)に三 好(よし)の一 党(とう)岩成(いはなり)主税(ちから)之助 等(ら)は去(きよ)年 足利(あしかゞ)の将軍を討(うち)奉らんと 京都本 国(こく)寺に押寄(おしよせ)合戦(かつせん)に及(をよ)びけれども敗軍(はいぐん)して四国へ逃(にげ)下り折(をり)を見 合せ居(い)たりけるが信長浅井朝倉と度(ど)々合戦ありて互(たがひ)に隙(ひま)なしと聞(きこ)へ ければ此 虚(きよ)に乗(ぜう)じて信長を討亡(うちほろぼ)し義昭(よしあき)公をも失(うしな)ひ奉(たてまつら)んとて三 好(よし)日向(ひうがの)守同 下総(しもをさ)守同山城守岩成 主税(ひから)之助松山彦十郎 篠原(しのはら)左