翻刻
【右丁】
鳶尾(ゑんひ)
こやすくさ《割書:和名|鈔》
いちはつ
ひてりくさ《割書:豆|州》
一名
紫蝴蝶(しこてう)
《割書:芥子園画伝(かいしゑんくはてん)》
木曽(きそ)の馬籠#1にあり人家(しんか)にも栽(う)ゆ葉(は)は
蝴蝶花(こてうくは)《割書:しや|か》に似(に)て三四月 茎(くき)を《振り仮名:抽し|ぬきんし》て一尺
余(よ)末(すへ)に花(はな)を開(ひら)く形(かたち)燕子花(ゑんしくは)《割書:かきつ|はた》に似(に)て
・△#2
#3
・△#2周(めくり)にうねりありて紫(むらさき)
碧色(るりいろ)三弁(みへら)は小にして
上に向(むか)ひ三 弁(へら)は大に
して下に向ふ心に黄(き)
色(いろ)の処(ところ)あり根(ね)は指(ゆひ)の
大さ形(かたち)知母(ちも)に似(に)たり
【左丁】
一種 白花(はくくは)の物(もの)
【版心の中央】鳶尾