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―第十三章 兵事
三一〇
市外高師村に在り、明治四十二年四月の創設に係る、第十五師団司令部構内にありしが、大正十四年五月師団廃止と共に同司令部跡に移転えり。
歴代旅団長左の如し
陸軍少将 豊邊 新作 陸軍少将 太田黒 龍亮
同 加頼 倭武 同 服部 眞彦
同 吉橋 徳三郎
△歩兵第十八連隊
明治十七年五月の創設にして、同年八月十五日軍旗を拝受せり初め名古屋鎮台にありしが、十八年四月吉田城址に建築の兵営竣工し之に移転せしものなり。明治二十七八年戦役に元山支隊として平壌攻撃に於て遺功を奏し玄武門の名と共に
三河男児の勇名を轟かせり。また三十七八年戦役には、第二軍に属し南山、得利寺、遼陽、沙河、黒溝台、奉天等に転戦屡々功を奏し、豊橋連隊の勇名は愈々赫々たりしにより市民亦これを無上の光栄とし軍隊に対する尊信愛敬の念益々旺盛なるに至れり、又大正十四年四月より二ヶ年間満州駐箚の為派遣を命ぜられ、其の前半一年は特別任務を帯びて、東支鉄道沿線の各地に配屯し、各種事件に遭遇し功績大なりしは世人の記憶に新なる所なり。
【右丁上部写真】歩兵第十八連隊正門
【右丁下部写真】歩兵第十八連隊練兵場
当連隊は最初第三師団に属せしが第十五師団設置と共に之に移管され同師団廃止と共に再び第三師団に帰属し第三大隊を浜松に分屯せしむることとなり大正十五年五月一日之れに移転せり。
歴代連隊長の氏名左の如し
【上段】
陸軍歩兵中佐 福原 豊助
同 中佐 小林 師現
同 同 小島 政利
同 大佐 佐藤 正
同 同 渡邊 章
【中段】
陸軍歩兵大佐 摺澤 静夫
同 同 石原 應恒
同 中佐 渡 敬行
同 大佐 谷岡 端
同 同 井野口 春清
【下段】
陸軍歩兵大佐 権藤 博次
同 同 奥田 為熊
同 同 佐久間 五郎
同 同 高島 弥之助
同 同 蟹江 冬蔵
△歩兵第六十連隊
△騎兵第十九連隊
【左丁 写真1】歩兵第六十連隊
【左丁 写真2】騎兵第十九連隊
【左丁 写真3】野砲兵第二十一連隊
【左丁 写真4】輜重兵第十五大隊
―第十三章 兵事
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