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―第十六章 都市計画 三四六
の布設を促進し、交通上現在の欠陥を救済すると共に都市発展の基準を定むるは最も喫緊の事に属するを以て、都市発展
の趨勢、街路関係、圏外都邑との連絡並に将来市街地建築物法施行せらるゝ場合に於ける各種地域制の設定に関する条伴
等を考察して既に街路網の成案を内務省に具申し今や同省に於て審理中なれば近く地方委員会の議を経て確定公布せらる。
ゝに至るべし。
更に本市を産業都市として発達を誘致すべき施設たる運河網の計画は一面豊川の改修と呼応し漸次確定を為す見込なり
其の他市街地建築物法適用と共に公園網計画の確立、地域制計画の確定、建築線の指定、防火地区の設定等の諸般計画
の樹立を急ぎつゝあり。
【図の説明】昔の吉田(重広画)
第十七章 官衙公署
△豊橋区裁判所
中八町に在り、明治九年七月愛知県第二区裁判所を旧本陣内に設けられしが、其の年十一月豊橋区裁判所と改称す、明
治十三年現在の位置に移転し仝十五年一月豊橋治安裁判所と改称、仝二十三年十一月更に現今
の名称に改めらる今の庁舎は大正四年三月改築落成せるものなり。東三一市五郡を管轄区域と
す。
歴代所長氏名左の如し
判事補 高島正載 仝 松波光叙
仝 三田昇馬 仝 戸田忠正
仝 西村重敏 監督判事 松原久之
仝 松波光叙 仝 岩下知敦
仝 小塩 幹 仝 岡田清次
仝 木崎永正 仝 寺田正次郎
判事 松浦久彦 仝 多田九二八
仝 桜井祥造
【図の説明】改築前の豊橋区裁判所
【図の説明】現在の豊橋区裁判所
△豊橋警察署
―第十七章 官衙公署 三四七