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―第四章 市政の沿革 八二
等小学校を除く)に併置し、一斉に開始す。△八月五日、田部井助役市長に当選就任す。△仝二十四日横田忍氏助役に当選
就任せり。△九月四日、暴風襲来被害劇甚を極めたるが仝
十七日再び来襲あり更に被害を加へたり。△十月一日、よ
り二日間
に亘り市
制施行二
十週年祝賀会を開催せり。第一日は練兵場に祝賀式を挙げ八町尋常小学
校に於て祝宴を開き昼夜煙火を打揚げ第二日は児童生徒の旗行列、提灯
行列、各町内催し物あり非常の雑沓
を極め又一日より三日間に亘り八町
尋常小学校内に豊橋人士遺黒展覧会
を開き又各商店は商業会議所主催の
下に聯合売出をなし成功をおさめた
り。△十二月十四日、天皇陛下御不
例の趣に付き市会議長より天機奉伺
並に皇后宮及皇太子殿下御機嫌奉伺の電報を奉呈せり。△十二月十四日午后一時より
市会議員市吏員其の他の公職者は県社吉田神社、仝神明社に於て、聖上陛下御平癒祈願を為せり。△仝二十五日、 天皇
【囲み内のテキスト】
天皇陛下御不例ノ趣恐懼ニ堪ヘ
ズ市会ノ決議ヲ以テ謹ミテ天機
ヲ伺ヒ奉ル
右執奏ヲ乞フ
【囲み内のテキスト】
天皇陛下御不例ノ趣恐懼ニ堪ヘ
ズ市会ノ決議ヲ以テ謹ミテ御機
嫌ヲ伺ヒ奉ル
右言上ヲ乞フ
【図の説明】市長 田部井勝蔵氏
【図の説明】助役 横田忍氏
【図の説明】祝賀当日の市役所
陛下本日午前一時二十五分崩御遊ばさせられたる旨御発表あり、
恐懼措く所を知らず市長は市民を代表し宮内大臣宛左記電報を奉
呈せり。
【囲み内のテキスト】
天皇陛下 崩御被為遊候拝承
洵ニ恐懼ニ堪ヘズ謹ミテ哀悼ノ
誠意ヲ表シ奉ル
△大正十五年十二月二十五日以後を昭和元年と改元。△仝二十七
日午后五時より小公園に式壇を設け奉悼式を挙行せり。
【囲み内のテキスト】
祝歌
一、今橋吉田の昔より 源遠き豊川の
清き流れに影映る 我が豊橋ぞ美はしき
二、水陸両つの利を占めて 商工業も弥栄え
生気衢に漲れる 我が豊橋ぞ賑はしき
三、市制布かれて二十年 進歩の蹟を温ねつつ
鋭意市運を開き行く 八万市民ぞ勇ましき
四、高き理想の計画に 文化の都市と称ふへき
大豊橋は生れなん 市の将来ぞ頼もしき
祝へや今日の記念日を
豊橋万歳万々歳
△市会議決事項
市制実施以来本市会に於て議決せる重要事項を抄録すれば概左の如し。尤も重要事項と雖も歳入出予算の如き常例に属
するものは繁を避くる為め、これを省略せり。
明治四十年
月日 議決 件名
番号
一、二六 一 条例規則告示公告式制定
仝上 二 市長代理順序制定
仝上 三 収入役身元保証金徴収の件制定
二、一八 一一 書記其他附属員使丁人員及給料規程制定
四月廿日第七十四号議決を以て一部更正す
九月四日第八十四号議決を以て一部更正す
仝上 一二 名誉職員実費弁償規程制定
―第四章 市政の沿革 八三