和算拾遺

コレクション: 筭法童子問

筭法童子問 お茶の水大 419/Mu41/0‐5 - 翻刻

筭法童子問 お茶の水大 419/Mu41/0‐5 - ページ 120

ページ: 120

翻刻

  円規相応(えんはをさうおふ)              小方の斜は              大方也大方の              斜を二に割ば              小方なり 右大円は小円の一/倍(ばい)なり小円は大円の半減(はんげん) なり上の図下の図共に同し諸形諸角或は 紋所(もんところ)など大小/恰合(かつかう)よく増減(ぞうげん)する法みな此 図に依て考(かんか)へ知へし  《箱:十一》永銭(ゑいせん) 鐚銭(びたせん) 九六百の事 永(ゑい)といふは永楽銭(ゑいらくせん)を云/鐚(びた)といふは常(つね)に通用(つうよう)の銭也 永に対(たい)して鐚といふ鄙語(はやきことは)に鐚百貫に編笠(あみがさ)一かい といふ永楽銭は明(みん)の成宗帝(せいそうてい)の時に鋳(い)る或説に云 日本/応永(おうゑい)十年八月二日/未刻(ひつじのこく)より大風を發(はつ)し 翌(よく)三日/巳(み)の刻に風をだやか也その日/申(さる)の刻/唐船(とうせん) 一/艘(そう)相州(さうしう)三崎浜(みさきはま)へ漂着(ひやうちやく)すその時/鎌倉(かまくら)管領(くわんりやく) 足利(あしかゞ)左兵衛/督満兼郷(かみみつかねきやう)下知して伊藤(いとう)次郎左衛門/貞次(さだつぐ) 梶原(かぢはら)能登(のとの)守(かみ)景(かげ)宗(すね)三浦(みうら)備前守(びぜんのかみ)義高(よしたか)を奉行(ぶぎやう)として 詮議(せんぎ)ありきるに悪風によりて着岸(ちやくがん)したるよし船中の