翻刻
蒙古民(もうこみん)は四億(しおく)六千万、アメリカ民(みん)は一千万、アフ
リカ民(みん)は七千万、マライ民(みん)は四千万なりと云ふ、
言語(けんご)
言語(げんご)に依(よつ)てまた人類(じんるい)を区別(くべつ)すべし今(いま)数種(すしゆ)の国(こく)
語(ご)を集(あつ)め見(み)るに、各(おの〳〵)相同似(あひどうじ)するありて、其|起原(きげん)す
る所は一種(いつしゅ)の語(ご)なるを知(し)りて是(これ)を一族(いちぞく)と定(さだ)め
また相類(あいるい)するものを併合(へいがう)して是(これ)を二族(にぞく)と為(な)し
之を言語(げんご)の二大族(にだいぞく)と号(ごう)す、第一族(だいいちぞく)はセミチカ族(ぞく)
云ふ、ヘブリウ語(ご)アレメーン語|即(すなは)ちバビロニヤ
語(ご)シリヤ語(ご))アラビヤ語(ご)(エジオビヤ語(ご)是|族(ぞく)に近(ちか)
し)是なり、第二(だいに)はインドエウロツヘーン族と云
ふ、即(すなは)ちエウロツパアシア諸国(しょこく)の言語(げんご)是(これ)に属(ぞく)す
また之を分別(ふんべつ)して六種(ろくしゅ)と為(な)す第一(だいいち)サンスクリ
ト語(ご)、インデア諸邦(しよはう)の方言(はうげん)皆(みな)此中(このうち)にあり、第二(だいに)、セ
ント即(すなは)ちメードペレシカ語、ペルシア及(およ)びアル
メメニヤ諸邦(しよはう)の方言(はうげん)都(すべ)て此語(このご)に属(ぞく)す、第三(だいさん)、グリ
ーキ及(およ)びラチン語、即(すなは)ち同上(どうしやう)両国(りやうごく)に起原(きげん)せる諸(しよ)
邦(はう)の語(ご)、第(だい)四、スラホニカ語、ロシヤホーラン