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【山々】明光山 戸隠山 黒ヒメ
【善光寺】北 善光寺本堂 五十五り 三十坊□□ 山門 仁王門
新田丁 東丁 大門丁 西丁
《箱:水内郡》 のじり むれい かしは原 此辺村々こと〳〵あれ
あら丁 此辺こと〳〵くあれ あさノ 地われる
《箱:いゝ山城》二万石本多豊後守 六十四り半
東 田 田 長沼 市村 此辺川うまる 田 小市
《箱:高井郡》《箱:中野》 此辺地われ民屋そんじ 《箱:田中》 しぶ
《箱:山田》 山くすれ おぶせ
大シヤ 八シヤ ふくしま 《箱:須坂》 わた内
丹波川 八万原 川うまる ちくま川
《箱:埴科郡》 十万石真田信濃守 《箱:松代城下》
アメノミヤ 田 此辺山くずれ 山くすれ
矢代 戸くら 坂木 たんばしま追分
石山くつれ十八ヶ村うまる いなり山 田 八ハタ
東 《箱:上田》 松平伊賀守 四十六り弐丁 田中 小もろ
《箱:松本》六万石松平丹波守 六十り 西 かりや原 青柳 会田
《箱:佐久郡》 四十一り半 一万五千石牧野遠江守
かゝる目出度御代なれ共
天変地妖ハせひもなし
爰に弘化四丁未年三月
廿四日夜四ツ時比ゟ信州
水内郡辺大地震有之
場所を尋るに先同国
善光寺をはしめ末社
坊中門前家丁等こと〳〵く
ゆりたほさる同所川中嶋
辺ゟ丹波嶋渡し同小市の
渡しは川のむかふ皆山也右の山々
川中へゆりくつされ川水をせき
とめ水大地江あふれ出人家
田畑等損し少からす就中
善光寺本堂ハ少も破却二
いたらす是により参詣乃
道し此夜御堂にこもりし
輩一人もけがなかりしハいとも
尊像の御利益ならん
扨又越後路之方ハ善光寺権堂
丁ゟ新丁柏原関川御関所辺
越後高田辺又上州口之方ハ追分宿
沓掛軽井沢小諸飯山御城下辺殊に
はけしたりしと也南ハ会田宿辺より
松本御城下松代上田の御城下村々□々
筑摩川おしうつめ川水地水一時におし
出しその中二ハ家々に火おこり出火所々
出来水火の中に地震して地ハさけ山ハ
くつれ人馬のさけふ声山二ひき
こたまにこたへ目もあてられぬ事
共也凡信州之内水内郡更科郡埴
科郡筑摩郡佐久郡辺専クゆり崩
たる物と見へ侍る去れとも御領主
御代官ゟ厚御防方被仰付られ翌朝
廿五日六ッ時分しつまり人々はしめて
安堵の思ひをなしける是ひとへに
泰平の御国恩とも申被恐れ
多しゝかしな善光寺開帳
二付諸国より参詣に出たる
もろ人□さるうち
は其あんしの一助二も
相成んかと斯く申上
前文書筆顕し猶初筆
衆中二しらせんかために
高覧に備んと也