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コレクション: STAGE1

量地指南 巻之三(内題) - 翻刻

量地指南 巻之三(内題) - ページ 16

ページ: 16

翻刻

定規に随(した)がひて墨を引《箱:界》《ルビ:扨剸盤法|さてせんばんほう》をもて。五所見込の墨と。 五所見返の墨と。其|会(つじ)より会へ。悉(こと〳〵)く界(けい)を引|渡(わたす)《割書:一二の間。二三の間。|三四の間。四五の間。》 《割書:をよそ四ヶ所。会より会へ|界を引。是彼面銘々の廣なり》然(しかう)して盤面大成す 今現るゝ所の。盤西の正口は開除《割書:右正開|卅五間》の縮(しう)なり。盤東四所の 《ルビ:斜界|しやけい》は《割書:剸盤法をもて|引たる界なり》《ルビ:彼斜面四所|むかふしやめんよところ》の《ルビ:広程|ひろさ》なり。其盤西の正口を 開除の間数卅五間に《ルビ:量合|はかりあはせ》。《割書:渾発をもて。此正口を一夾に夾み卅五間の|矩となづくべき事。尤よろしきにたりと》 《割書:いへども。左しては還て拐法迂遠になるゆへに。|今此正口を七夾に夾み。五間の矩と名るなり》其矩《割書:開除卅五間を七夾に|夾たる五間の矩》 をもて。一二の《ルビ:間|あいだ》の《ルビ:界|けい》を《ルビ:量|はか》るに四夾あり。即其《ルビ:広程|ひろさ》廿間なり。 二三の《ルビ:間|あいだ》の界を《ルビ:量|はか》るに三夾あり。即其《ルビ:広程|ひろさ》十五間なり。三四 の間の界を量るに四夾あり。即其《ルビ:広程|ひろさ》二十間なり。四五の《ルビ:間|あいた》の 《ルビ:界|けい》を《ルビ:量|はか》るに二夾あり。即其《ルビ:広程|ひろさ》十間なり。《ルビ:爰|こゝ》に《ルビ:於|おゐ》て四所の 広程(ひろさ)各(をの〳〵)自(をのづから)にあきらかなり  《ルビ:量盤術高深法|けんはんじゆつかうしんはふ》 《箱:《ルビ:量深二術方|りやうしんにしゆつはう》》  《ルビ:此術|このじゆつ》は《ルビ:山上|さんしやう》に《ルビ:居|ゐ》て《ルビ:谷心|たにそこ》の《ルビ:深程|ふかさ》を《ルビ:量|はか》り。《ルビ:城楼|じやうらう》に《ルビ:登|のほつ》て《ルビ:郭外|くわくくはい》の  《ルビ:卑程|ひきさ》を《ルビ:知|し》り。或は《ルビ:山河|やまがは》に《ルビ:桟橋|かけはし》を渡し。或は《ルビ:磯岸|がけきし》に《ルビ:井楼|せいろう》を  《ルビ:上|あぐ》る《ルビ:等|など》に用ゆ。今其《ルビ:谷心|たにそこ》の《ルビ:直立|つゝたち》を《ルビ:量|はか》る《ルビ:作法|さほふ》をもつて  《ルビ:爰|こゝ》に《ルビ:書|しる》す。《ルビ:餘|よ》は《ルビ:是|これ》に《ルビ:倣|なら》ひて《ルビ:知|し》るべし《割書:此術は。まづ初に遠近術を|勤て。空径の遠程をはかり。》  《割書:後に又其座にて高深術を勤め。前後二術をもて|其深程の全体を量り知るなり。審に術中に記す》《ルビ:術云|じゆつにいはく》《割書:下に図する|所をもて云》まづ《ルビ:本座|ほんざ》より《箱:初》《ルビ:目的下|めあてさがり》の《ルビ:遠近術|えんきんじゆつ》をもつて。《割書:目的下の遠近術といふは。盤の彼を下け此を上けて。遠近を|量るなり。其くはしき事は別巻に記す。故に爰に其作法を不_レ載》《ルビ:谷心|たにぞこ》の《ルビ:目的|めあて》まて《ルビ:空径|くうけい》《割書:空径とは。空中の指渡をいふ。|地形の事に拘はるにあらづ》の《ルビ:間数|けんすう》を《ルビ:量|はか》るに八十《ルビ:丈|じやう》あり。《ルビ:是|これ》をもて《ルビ:本術|ほんじゆつ》の《ルビ:種|たね》とす。《割書:右にいふ所は。空径を量りて間数を得るまての法にして。|別用なし。故に八十間を得て後は此盤を不_レ用なり》《箱:後》《ルビ:扨作法|さてさほふ》のごとく本座に《割書:此本座は目的下の術を|勤たる座を即用る也》《ルビ:盤|ばん》を《ルビ:直立|ちよくりう》に《ルビ:居|すへ》