翻刻
《ルビ:今|いま》《ルビ:現|あらは》るゝ《ルビ:所|ところ》の。二の《ルビ:墨|すみ》は《ルビ:山頂|さんてう》へ《ルビ:空径|くうけい》なり。五の墨は《ルビ:山麓|さんろく》へ《ルビ:空径|くうけい》
《割書:又此山の登斜|にも用るなり》なり。一二の墨の《ルビ:間|あいた》は《ルビ:山頂|さんてう》の《ルビ:樹丈|きのたけ》なり。《ルビ:盤西|ばんせい》の墨
《割書:横界より天へ|斜界の留まで》は《ルビ:彼山|むかふやま》の|置立(つつたち)なり。盤東(はんとう)の墨《割書:盤東の要より|北へ横界まて》は此山(てまへやま)の
直立(ちよくりう)なり。中斜(ちうしや)の界(けい)《割書:八町の留より七町|の留へ引たる斜界》は彼山(むかふやま)の登斜(のほり)なり。正竪(またて)の
界(けい)は間谷(あいたのたに)の直立(つりたち)なり。三四の墨の間(あいだ)は半腹(はんふく)の堂丈(どうのたけ)なり。横界(よこのけい)の
会(つじ)より盤西(はんせい)の方(かた)は彼山(むかふやま)の地径(ちけい)なり。横界(よこのけい)の会(つじ)より盤東(ばんとう)の方(かた)は
此山(てまへやま)の地径(ちけい)なり。扨(さて)最初(さいしよ)の矩(かね)《割書:最初に。二の墨を八町に量合せ。|五の墨を七町量取たる矩なり》をもて。
現(あらは)れたる墨(すみ)と界(けい)とを量(はか)るときは。其(その)遠程(とをさ)高程(こうさ)深程(ふかさ)九種(くしゆ)の
求程(きうてい)。おの〳〵|量(はかり)知(し)る事|掌(たなこゝろ)を指(さす)がごとし。其(その)巨細(こさい)は繊密(せんみつ)繁多(はんた)
なるが故(ゆへ)に。姑(しばらく)爰(こゝ)に洩(もら)す。委(くは)しくは図(づ)を按(あん)して察(さる)すべし
量地指南巻之三終
南勢蘇道村井昌弘先生述作 蘆橘堂版行目録
量地指南 《割書:五冊|町間見様之書》 《割書:内前編三冊| 》 出来 単騎要略 《割書:三十六巻之内| 》
武林字数 《割書:五冊| 》 《割書:近日|出来》 被甲辯 《割書:五冊| 》 出来
八陣合致 《割書:五冊| 》 未刻 家業辯 《割書:七冊| 》 《割書:近日|出来》
武門図会 《割書:五冊| 》 未刻 軽卒辯 《割書:四冊| 》 未刻
武学先入 《割書:三冊| 》 未刻 兵格辯 《割書:二冊| 》 未刻
神武迪精 《割書:十冊| 》 未刻 制作辯 《割書:五冊| 》 未刻
伊勢治亂記 《割書:十二冊| 》 未刻 成功辯 《割書:十三冊| 》 未刻
神武迪精標題 《割書:一冊| 》 《割書:近日|出来》
京都 野田彌兵衛庸春
享保十八癸丑年夏六月朢日 仝【同の旧字】刻
江戸 野田太兵衛量久