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コレクション: STAGE9

鎌先温泉由來記 - 翻刻

鎌先温泉由來記 - ページ 25

ページ: 25

翻刻

 題鎌先温泉 霊液其初以鎌穿沸騰増盛引温泉従来入浴除痾 悩何賜如之咨自天  病ひの根芟りはらふも理りや   はしめ鎌にて開く湯なれば 白石 源元象 刈田郡に鎌先のいて湯ありて其所のさま写しゑはたし ゆへよしをつむらに記されし碑をもしめしてこれがうた ひとつそと乞はれしに取あえす口すさみけるは何のふし ことなされと  陸奥の刈田のくにの名もあえす   かまさきの湯や人とにきはふ    郡をも国といへるはいにしへのふうなり                   洛南老樵蒿蹊述 温泉煙りのかゝる岩間の紅葉哉 仝 秀富十青 燈の消ひて起て人呼ふ夜寒哉    仝   天狗の角力場に遊ふ 道なくも行かれそふなる春の山 仝