天明5年(1785)の幕府による蝦夷地踏査に基づく報告書で、翌年の序を持つ。地理、人物、産物のほか、ロシア人や山丹人に関する記述を収める。北海道大学附属図書館所蔵の正・補と、名古屋大学附属図書館神宮皇学館文庫所蔵の元・亨・利・貞・別巻を収録する。北海道大学本の補巻にはアイヌ語彙を記した「蝦夷国語略」があり、名古屋大学本には彩色絵図がある。