アイヌ関連資料

蝦夷談筆記

松宮観山がまとめたとされる、宝永7年(1710)成立の蝦夷地の記録。松前・蝦夷地の事情やアイヌの風俗を記し、「蝦夷言葉」としてアイヌ語の語彙を収める。18世紀前半のアイヌ語と、その仮名表記を知るための資料である。 本コレクションには、異本と考えられる『蝦夷寿那子』も収める。同書の元文元年(1736)の序文には、松前の通詞・中西勘右衛門の記録をもとに編んだ旨が記されている。収録本は東北大学附属図書館狩野文庫所蔵の天保14年(1843)写本、全10巻2冊。平仮名表記のアイヌ語彙を含むが、一部に語彙の脱落や日本語訳との対応のずれが指摘されている。各写本を読み比べることで、語彙や表記の違い、書写による変化を確かめられる。

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蝦夷談筆記(国文学研究資料館)

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蝦夷寿那子 1843年写本(東北大学附属図書館)