翻刻
めてたやな天下一統ゆるやかに
おさまる時や萬よなほし
右 寄地震祝
自序
凡(およそ)雷鳴地震(らいめいぢしん)は。時候(じこう)の不順(ふじゆん)より発(おこ)りて。
陰陽(いんやう)の《ルビ:怒気|とき》たり。《ルビ:其発|そのおこ》るや。正(まさ)しく人の
行(おこな)ひ善(ぜん)ならずして邪気(じやき)多(おほ)く。薄情(はくじやう)にし
て和合(わごう)せざるが故(ゆへ)に。陰陽(いんやう)また和合(わがう)
せず。不順(ふじゆん)して孽(わざはひ)を下(くだ)す。これ天(てん)の
【孽・災の異体字、俗字】