翻刻
【上の資料】
頃は嘉永寅七年十一月
四日□五ツ半時より丸ノ内備前
様倉□間こわれるぎ□□
さくら田あいた□屋敷弐三間
すこしづゝいたむ鍋嶋さま
こしまきおちる南部さまけん
すう拾四五間長家たふれ甲
斐さまやれの瓦おちる柳沢
さまげんかんこわれる久保町
本郷六丁目□□やねの瓦おちる
伏見町□□町丸竹倉いた
む町内やかず拾弐万やねの瓦
おちる□□□田さましやう
いたむ田丁四町目五間やね瓦
おちる弐丁目常心寺やねの
瓦おちる□□た老男女人々
あはて衣□□上へ下へそうどう
半時はかり四ツ時□□しとし
づまり□々はんどうのお□□
しつまりたり
【下の資料】
口 演
御町中様益々きもを御つぶし被成はきのとく
奉存候慥に此度ぢしん大ゆり終□申家わみな
つぶしあんに仕りあぢわつなみのしほあんばい
つよくまづいをぢまんにさし上申候間御すい□
御方様道中通りいちぺんつゝ御ゆられ可被成候よふ
ひとへに奉声上候以上
一 大ぢしん大ゆりもち 一 五七雨あられおこし
一 大つなみまきせんべい 一 かしま要もち
一 下田みぢんこらくかん 一 にげごしよふかん
一 所々焼まんぢう 一 まんざいらくかん
一 壱度でこり〳〵糖 一 ぐら〳〵ぴつしやり糖
一 此外夜中□目さめし姉ませんべいぢしんるいに
是は御風味よろしく御座候
寅十一月四日 四ツ谷日でり横丁
ゆり□□申候 なまつ屋ほら右衛門
当日せけん一とふ
おどろき申候