みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE8

天地或問珍 天 - 翻刻

天地或問珍 天 - ページ 42

ページ: 42

翻刻

帰るまに〳〵|尋(タツネ)しかば南殿(ナンテン)の木の上に止(トマ)りぬ其 後は又もきたらずされとも彼(カノ)女月ごろに成 て一ツの胞衣(ヱナ)を産(ウメ)りふしぎさに破(ヤブリ)て見し かは皆|血(チ)のみなりといへり《割書:赤染ノ|記ニアリ》是|木魅(モクミ)【左傍ルビ:キノハケモノ)】の なす所又は女の淫乱(インラン)に感(カン)じて狐狸(キツネタヌキ)の 仕業(シワザ)なるへし畢竟谷音(ヒツキヤウコタマ)の神あるに あらす只|空(ムナ)しき谷の音(ヲト)なり 地震の説 地震の諸説      鯰の事      かなめ石の事      地震の神の事 潮の説  天地の気息の事      潮は月に応する事