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コレクション: STAGE8

天地或問珍 天 - 翻刻

天地或問珍 天 - ページ 44

ページ: 44

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対曰|地震(ヂシン)はニ気の《割書:陰陽|ナリ》あいだのなす所 にしてたま〳〵はげしき事あれば家を崩(クヅ) し人を傷(ソコナ)ふ事あり是|陰陽(インヤウ)の気|出動(イテウゴク) にして全(マツタ)く物有てふるはすにあらす左伝(サデン)ニ 文公(ブンコウ)九年九月|地震(ヂシン)とあり正義(セウギニ)曰|陽伏(ヤウフク)し て出る事あたはず陰迫(インセマツ)て昇(ノボル)事あたはす 爰におひて動(ウゴ)くとあり孔氏曰陽気陰 のためにせばめられて昇(ノボル)事を得す 故に地震すといへり又|史記(シキ)にも地震(ヂシン)は 陽伏(ヤウフク)して出ず陰迫(インセマリ)て昇(ノホラ)すこの故に 地震ありと記(シル)せり《割書:《ルビ:周本紀白陽|シウホンキハクヤウ》|《ルビ:甫|ホガ》説ナリ》是等(コレラ)は皆 地震の本説也|陰陽家抔(ヲンヤウケナド)のいつの地震は何 にたゝり幾日(イクカ)の震動(シンドウ)は病に祟(タヽル)なんど云事は 皆|迂怪(ウカヘ)の説(セツ)にして用(モチユ)るにたらず地震何ンぞ 変(ヘン)とせんや抑(ソモ〳〵)大地は本気渣滓(モトキカス)こり聚(アツマリ) て形をなし元気旋転(ゲンキセンテン)の中に亘(ワタ)れり