翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

[大昔化物双紙] : 2巻 - 翻刻

[大昔化物双紙] : 2巻 - ページ 5

ページ: 5

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【右ページ 上】 よく〳〵 はからへ 〳〵 【右ページ 下】 ずいぶん ばけなかまで はなのひしやげぬ やふにするかいゝ 【右ページ 中】 かつてんか 〳〵 【左ページ】 山わらは へこんでゐる たんばの山おくに ひゝといふもの ありてよく人を なやまししゝおゝ かめをとりくらひ 山をあらしけれは さと人これがために なやまぬものなし たんばのくにのばけ ものだいしやうといふ しかるにひゝがいつしを 山わらうといへりされ どもやまわらうはばけもの たいしやうとなるべきはたらき なければひゝせんかたなく みこしにうたうといへるものを こぶんにたのみ申けるは此たび ゑちごのくに大にうだうがせがれ 一ツめ小ぞう世をとつていまにう だうといゑりかればけしゆぎやうに いでたるよしきゝなればなんぢかの いまにうだうどみるならばひつとらへ はなをひしきくれよとみこしにうだうに いゝわたしける なにさおめへさん まだ一ツめ   ぐらゐの    小ぞうが 此みこしに  あつておた【さヵ】   まりが    あるものか