浅香市集

コレクション: 浅香市集

浅香市集 - 翻刻

浅香市集 - ページ 21

ページ: 21

翻刻

斬尽す其後の名もすゝきかな     芳斎 雨の花相待にしたふたより哉     与人 人の日母まらす雨降夜のよさ     東里  作らねは人のくれけりきこの花    梅子 下寺盤留置になりけり時鳥      丈麦 有まての懐持け行みそさらい   《割書:盲人》左量 七種の名は覚つゝ忘れけり      鼠恋 近道也誰か柴の折すゝき       其秀 月夜ふり梅の障子声南はに      六一 亀飼し年はいつやう秋の月      紫明 春あくや鳥屋か門の人多かり     如髪 一誠鳴くそいゝつゝ計る田螺哉    馬冷 花の宿仏の茶さへなかり亀      文雄 そまつからか花の裏そかきつはた   豊楽 極の実を一つゝ焼くと哉       一水