翻刻
法に百廿間をほりのひろき五間引ば百十五間ありとれに四をかく
れば四百六拾間になるこれに五間をかくれば二三となるこれに
ふかさ三間をかくれば六千九百坪になるこれを右に別におきて
又左に百二十間と置ほりのはゞ五間づゝ両にて引は百十間にて
なる是を左右に置かくれば一万二千百坪有是にて右の六千九百
坪をわれば五七■二となるなりこれに六尺五寸をかくれば三尺
七寸六厘三毛つきあげてよしといふなり
新編塵劫記下巻終
第一 まゝ子だての事
○子卅人有内十五人は先腹(せんはら)のこる十五
人は当腹(たうはら)の子なりかくのことくたて
ならべて十にあたるをのけ又廿にあたるを
のけ廿九人までのけて残る一人にあとを
ゆつらんといふ時にまゝ母かくのことく立
たるなり扨かぞへたるは先腹の子十四人
までのきたる時今一たびかぞふれは先腹
の子皆のきたるゆへ一人のこりたるまゝ
子の云やうは余りかた一 双(さう)にのきたる間今
よりは我からかぞへ給へといへばぜひに及はずし
て一人残たる先腹の子よりかぞへければ当
腹の子みなのきて先腹の子一人のこり
てあとをとるなり