翻刻
仏郎西ヨリ最初舶来ノ略図
当時ハ上へツルモアリ
銅(アカヾネ)六寸
磁石(ジシヤク)五寸
ツケモノ 鐡(テツ)
鈔鑼(サハリ)サシハタシ
七寸深サ一寸
大地震には必二日も前に付きもの離れ少しの地震にも三刻も
前に落るといへり随分理に叶(かな)ひ定てしるしあるべけれども
先は星の大きく見ゆるを前表ぜんぴやう)第一の規矩とすべし日本記
に雷の神ありて地震の神なしある説に磐裂根(いわさくね)
裂(さく)の二柱(ふたばしら)地震の神にて神孫の鹿嶋の神地震を禦き(ふせき)き
守り給ふと云も尊号(そんごう)による而己にあらず磐裂神(いわさくのかみ)は歳
星木曜根裂(せいもくようねさく)の神は螢惑星火曜(けいわくせいくはよう)に祭(まつ)るとあれは地震|
の有土地に限(かぎ)り二ツの星必す大きく見ゆる故此説(せつ)おこり
鹿嶋の神のいわれも拠(よりところ)あることなるへし