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コレクション: STAGE3

変異辯 一名、天變地異拾遺 全 - 翻刻

変異辯 一名、天變地異拾遺 全 - ページ 26

ページ: 26

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にも怪(あや)しきことにて、即(すなは)ち越(ゑち) 後(ご)の七不思議(なゝふしぎ)の一(いつ)なり、支(し) 那(な)にもかゝる所(ところ)ありて、こ れを火井(くはせゐ)といふ、これは炭(たん) 水気(すゐき)といふものゝ、地中(ちちう)よ り出(いづ)るが故(ゆゑ)なるべし、抑炭(そも〳〵たん) 水気(すゐき)といふは天地(てんち)の間(あいだ)に 自然(しぜん)にそなはりたる、六十 八|色(いろ)の一(ひと)つなる炭素(たんそ)とい ふものと水素(すゐそ)とて、これも六十八|色(いろ)の一(ひと)つと相(さう) 合(がふ)したるものにて、火(ひ)に遇(あ)へばよく燃(もゆ)るもの也 今(いま)瓦斯燈(がすとう)とて繁花(はんくは)の地(ち)にて石炭(せきたん)を蒸焼(むしやき)にして 其気(そのき)を取(と)り、これを家々(いへ〳〵)に引(ひき)て燈火(ともしび)となす、この 石炭(せきたん)の気(き)は則(すなは)ち炭水気(たんすゐき)なり、しかればこの火井(くはせゐ) といふものは、天然(てんねん)の瓦斯燈(がすとう)ともいふべきなり 変異辨 一名天変地異拾遺 畢