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コレクション: STAGE3

変異辯 一名、天變地異拾遺 全 - 翻刻

変異辯 一名、天變地異拾遺 全 - ページ 5

ページ: 5

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  空中(くうちう)に人(ひと)の顕(あらわ)るゝ事   空中に船(ふね)の顕るゝ事   蜃気楼(しんきらう)並(ならび)に海市(かいし)の事   逃水(にげみず)ならびに箒木(はゝきゞ)の事   傾(かたぶ)きたる日(ひ)再(ふたゝ)び上(のぼ)る事   灰(はい)の雨(あめ)ならびに砂(すな)の雨の事   火井(くはせゐ)の事  目録終(もくろくをはり) 変異辨(へんゐべん) 一名 天変地異拾遺(てんべんちゐしうゐ)          和歌山県   鳥山 啓纂緝    龍巻(たつまき)の事(こと) 世(よ)に龍巻(たつまき)といふものあり、其顕(そのあらわ)るゝや初(はじめ)はたゞ わずかなる雲(くも)の起(おこ)るとみるが中(うち)に忽(たちま)ち広(ひろ)がり て、其雲錐(そのくもきり)の形状(かたち)をなして海上(かいしやう)に廻下(まひくだ)り、海(うみ)の水 も忽(たちま)ちに同(おな)し形(かたち)をなして逆(さかさま)に立昇(たちのぼ)り、相連(あひつらな)りて 柱(はしら)の如(ごと)く、しばらくありて雲(くも)は空(そら)に昇(のぼ)り、散(さん) じて大雨(おほあめ)となり、大風(おほかぜ)もまた随(したが)ひて起(おこ)る、或(あるひ)は雹(あられ)