みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE9

安政大地震繪 - 翻刻

安政大地震繪 - ページ 11

ページ: 11

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みな〳〵 「このように大地しんがゆり舛はこれも 天さいとあきらめてわおりますれど あきらめられぬはわれ〳〵しようばひ ま事〳〵ひまにはなりてこまり舛 とうかあなたさまの おひよりでわたくし どものせわしく なり舛ように おねがひ申し舛 なむ天道さま とみな〳〵 一どうに ねがいける 天道 「これ〳〵みな〻そのように 地しんおあんじるな たとへこうじひまで あろうともくよ〳〵 するなよこれを みよこのようにくわを てにもちさかんの てつだいにさいでれば しことはつゞくしかねには なるしくよ〳〵せづに はやこれおもち 世わたりおせよと しめし給ふ みな〳〵 「申しかしまさまあなた さまが御そんじでは ございませんか このようにゆらせ て下さり舛とは ま事〳〵きこへません 地しんもせけん一とう でぜひも御ざいません があなたにわ かなめいし といふ大丈ぶ な石がなんの ためで御さい舛 このようにゆりる くらいならなぜ 要石であり舛よ そのようないし ならいりませんから ぶんたおして しまうがいゝト みな〳〵一どうに かしまさまお くどきけるこそ どうりなり 神主 「これ〳〵みな〳〵のいふ所 しごくどうりにはあれ どもそのよふにはら立で 下されてはわれ〳〵が ま事〳〵大ごまりに ぞんつるこれといふも 天さいのなす所とあきら めて下さりませ又そのように 大せつなるいしおこはされては 手前どもがしよくぶんが上る ゆへにどうかひらに御めん下さり 舛ト神主ま事にめいわくそうに わひにける