翻刻
三関職の記幷外番所御廓廻荒増
十一月二日三ヶ所当非
大手 ト 奥平大膳大夫
ヒ 小笠原左京大夫
内桜田 ト 板倉周防守
ヒ 岡部筑前守
西丸 ト 秋田安房守
ヒ 松平周防守
大手大御番所不残潰下座部屋注進部屋使番部屋置帳
小屋残る
冠木御門橋の上へたをれ欄干折る御橋凹なる石垣孕
枡形番所潰後ㇿ石垣落る其外孕
渡御櫓下石垣はしみ出し
下御勘定所腰懸共皆潰
内腰掛潰両所持跡先出火中程残る
同三日夜九時頃中程残候處ゟ大手方□出火ニ而不残焼る町人足
迄入慎火【慎は鎮の誤カ】
ト 詰 中津 ト 詰 松山
大 内
ヒ 無 小倉 ヒ 同 岸和田
新馬建御畳小屋共皆潰
外腰掛残る南腰掛〆切共不残御畳方ニ而板構致し用之
三の丸大手より土手瓦瓶内桜田二重櫓迄不残御堀え落る
中津衆御屋敷え御上使之節玄関え用候屋根障子柱共是ヲ
取寄面番致居候
場所番人居所当寄書之節願い候処御作事方え御目付方ゟ談合ニ而
壱間三尺之箱番渡る尤口達ニ而御届休息所は古木ニ而作り