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コレクション: STAGE3

安政見聞誌 下 - 翻刻

安政見聞誌 下 - ページ 9

ページ: 9

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△一梅干 百樽 《割書:深川八幡社内|御救小屋江施し》 芝口壱丁目  平芝屋 幸七  一同  三十五樽  《割書:浅草御救小屋へ|ほどこし》       同   人 【〇の中に卅八の文字】柴井町両側とも壱丁焼る 西は仙台様中屋敷前にて 止り東は会津様中屋敷前にて止る   △一金弐朱ツゝ町内江   芝露月丁  堺屋  某    外に壱朱ツゝ柴井町江施し  一金弐朱ツゝ町内江   同  丁  杵屋  某    外に壱朱ツゝ柴井町江施し △仙台侯御諱慶邦今度地震に付て隣国(りんごく)之緒侯へ御見舞 松板数千枚被遣候由此入用御手元御納戸金にて出候由其外御門前 四ケ町之者共焼失其外住居揺潰れ必至(ひつし)之 難渋(なんじう)たるべきとて即日(そくじつ) 御 取調(とりしらべ)有之御国米五斗二升入壱俵ツゝ 軒別(けんべつ)に御 恵(めぐ)みなし下され 又 町役(てふやく)の者 番(ばん)人幷 鳶(とび)人足等へ金二分ツゝ 添(そへ)て下さる前年(ぜんねん)ゟ武家方御 倹約(けんやく)の折(おり) 柄(から)なるに右のごとき数多の財宝(ざいほう)を施(ほどこ)し多人数の艱難(かんなん)を救(すく)ひ給ふ事難有も 尊(たふと)くて 感涙(かんるい)に絶(たへ)るのみ然(しか)るに柴井(しばい)丁の住居(すまい)画草紙(えさうし)の渡世(とせい)をなせる何某(なにがし) なるもの右御 救(すくひ)を頂(いたゞ)いて深(ふか)く悦(よろこび)しが類焼後(るいしやうご)いまだ住居もなく些(わづか)に戸障子(とせうじ)を もつて雨露(うろ)を凌(しの)ぐ計りの舎(いへ)を拵(こしら)へたるに慈愛(じあい)の御 賜(たまもの)なるゆへ麁略(そりやく)なりがたく 外方へ預(あづ)けんと頼(たの)みけるに荒乱(くわうらん)の節にて預人(あづかりて)なきゆへ詮方(せんかた)なく狭(せま)き囲内(かこひうち)へ入れ 昼夜(ちうや)其上に座(ざ)して是を守(まも)る友(とも)人これを見て俗躰(ぞくてい)の大国尊(だいこくそん)也笑興(わらひけう)じける 是ひとへに太守(たいしゆ)よりの倖福(かうふく)による所と称(しやう)すべき事なり 【〇の中に卅九の文字】鉄砲洲(てつばうず)明石(あかし)丁十軒丁弐丁四方焼る松平 淡路(あはぢ)様上やしき類焼同所細川 能登様大破損舟松丁 湊(みなと)丁等大破損崩多く焼失同前也△築地(つきぢ)一 圓(えん)大《?:に動》 揺(よう)す△本願(ほんぐわん)寺本堂破損寺中 僧房(そうばう)大破損崩所有同所数馬(かづま)橋南方《?:武家》 町家共破損崩所多し△南 飯田(いいだ)丁 寒(さむき)橋迄の間大破損潰家有上柳原丁