翻刻
▲婦人(ふじん)経水(けいすい)七日
七日 過(すぎ)るといへ共 瘀血(おけつ)下(くだ)る内(うち)は忌(いむ)
▲入湯(にふたう)の内(うち)大酒(たいしゆ)房事(ぼうじ)を忌(いむ)又(また)湯(ゆ)ふねの
内(うち)にて高聲(たかこゑ)浮躁(さわぎ)を忌(いむ)べし
▲入湯(にうたう)の内(うち)川(かは)など渡(わた)り或(あるい)は外(ほか)の湯水(ゆみづ)
にて浴(ゆあみ)する事(こと)を忌(いむ)べし入湯(にうたう)の後(のち)も
暫時(しばらく)は其(その)心得(こゝろゑ)有(ある)べし
大湯(おゝゆ)中湯(ちうゆ)小湯(こゆ)留湯(とめゆ)幕湯(まくゆ)別湯(べつゆ)
等(とう)の品(しな)数(かず)〱あり尊貴(そんき)の人(ひと)或(あるひ)は
女中(しよぢう)或(あるひ)は病人(びやうにん)の好(このみ)に任(まか)す入込(いりこみ)の
湯(ゆ)も平日(へいじつ)男女(なんによ)のわかれあり
旅行(りよこう)入湯(にうたう)成(なり)がたき人(ひと)は汲湯(くみゆ)送(おく)り湯(ゆ)
にて諸病(しよびやう)を治(ぢ)する人(ひと)多(おゝ)し
貸長屋(かしながや)品(しな)々并 諸(しよ)道具(たうぐ)臥具(ぐわぐ)類